子供は親の背中を見て育つといいますよね。
多かれ少なかれ子供の時は親の生き方が大きく影響するのは間違いないでしょう。
私の父は58歳で肝臓がんで亡くなりましたが振り返るとその生き方は自分に多大な影響を与えていると感じます。
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母は健在ですがこちらもまた学びが多くあります。
今回はそんな父と母から影響を受けたことを書いてみます。
父からの学び
私の父は上記リンク記事にもあるようにかなり個性的であったような気がします。公務員らしからぬ公務員でした。
そんな父から学んだのは「自分軸」の大切さです。
父が勤勉であったかどうかはわからないですが印象としてはそうではなかった感じがします。しかしひとたび自分のやりたいこと(子供が喜びそうなこと)を見つけるとどうにかこうにかして達成していた気がするんですよね。
これは仕事でもそうだったみたいで何か困りごとがあれば父を頼ってくる人が多かったみたいです。
また父は広報紙に旅日記を連載していたようで一度読んだことがるのですが文才を感じました。
父ははっきりした性格で自分のやりたいこととそうでないことが明確でした。そういった性格だったので「自分軸」を自然に構築していたのかもしれません。
ただ情にもろいところがあったのか。誰かの借金の連帯保証人になったのだけはいただけませんでした。
母からの学び
「雰囲気で投資をやっている」というセリフがあるのですが母はまさにそんな感じです。今は投資はやっていませんが数年前までは日本株の売買をしていました。
それも何となく面白そうだからという理由だけで特にお金を増やしたいという欲はなかったようです。今は76歳になりましたが終活の一環で証券口座を今年閉じました。
母は父とは違いとにかく何となく生きていくのが上手だなと感じます。
自分の意思がまったくないというわけではないのですが、あまり何事にも躊躇せずに飛び込んでいく行動力があります。
そのせいでなんかおかしなことになることもあるんだけど、それはそれで楽しそうなんですよね。
私はかなり慎重な性格だと思うのですがセミリタイアしてからはこの考えはありかなあと思うようになりました。
そんな母も高齢になりできないことやわからないことが増えてきているようで何かあればすぐに連絡がきます。
私が言ったことも聞いてくれるのでその素直さと行動力には脱帽します。
あとは何と言っても謎にポジティブなんですよね。(笑)
父にはできなかった親孝行をできるだけしてあげたいですね。
ご縁の大切さ
父母から共に学んだのは「ご縁の大切さ」でしょうか。
思い返せば父母の周りにはいつも誰かがいたような気がします。
家族、親戚、友人、職場の仲間など多くの人とつながっていました。
これまで山あり谷ありでしたがそのご縁があったからこそやってこれたと感じます。
私は人付き合いはかなり少ない方ですが狭く深くでもいいのでご縁を大切にしていきたいと思っています。
大人になってからは自分の価値観というものが成長したように考えていましたがその根底には父母の価値観も含まれているのだなと感じました。
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