昔読んだ本に「お金のことを意識しなくなったらお金は増えていく」というフレーズがあり当時はそんなことあるかいと思っていました。
しかし現在お金のことをほとんど考えない日が多くなり感じるのは知らず知らずのうちにお金が増えているということです。
あの話は本当だったのかといういう思いです。
お金のことを考えなくなったのは大きく2つの理由があると感じます。
資産規模が必要十分
ひとつめは資産規模が十分になったことです。俗に言うFI(Financial Independence:経済的自立)状態になったということですね。
もちろん今後何かしらの出来事でこの状態が崩れる可能性もありますがそういった想定外のことが起きれば自分だけでなく周りも同じように被害を受けているでしょうから、もうしょうがないということで諦めるしかありません。
想定外のことでパッと思いつくのは戦争と自然災害ですね。
詐欺というのも考えられますがこれは気を付けておけばそうそう引っかかることはないかなと考えています。
ということでおそらくお金に困窮するという状態にはならないだろうと思います。
ちなみに十分な資産規模を数字で表すとこんな感じです。
年間支出額の30倍の資産ですね。もちろん借金はない状態です。
お金のことを考え尽くしたから
ふたつめはお金のことを考え尽くしたからです。
私の場合は特にセミリタイアする前はかなりお金のことを勉強したというか、どうやったら効率的に増やすことができるかを考えていました。
結局たどり着いたのは「できるだけ早くインデックス投資を始めてできるだけ多くのお金を長く運用する」ということです。
奇をてらったものではなくまさに王道と言えるでしょうか。
しかしここにたどり着くまでにはかなり遠回りをしました。毎月分配型投信、FX、ネットワークビジネス、オフショアファンドなどでかなりの痛手を負いました。
自分に知識がなかったのでしょうがないですね。
インデックス投資に勉強はいらないといいますがそこにたどり着くまでにはやはり勉強しないといけないのではと感じます。
お金のことを考えないというのはお金の心配がないということ
お金のことを考えないといっても毎日株式投資のことを考えたりしています。主に日本株についてはどの株を買ったら利益出るかなとかいい優待株はないかなとか調べたりしています。
ただ「もっとお金を欲しい」とか「もっとお金を増やしたい」という欲求がすごき希薄なんですよね。でもそのぐらいの気持ちの方が結果的にお金は増えていく可能性が高いのではと感じます。
だからお金のことを考えないというのはお金の心配がないということだと思います。
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