私は2017年にセミリタイアして2024年の6月からはFIRE生活に突入しています。
2010年代ではセミリタイアに関する情報はあまりありませんでしたが2020年代になるとネットの情報や書籍で一気に日の目を見るようになりました。
一旦はFIREしたけどやっぱり働きたいという人も一定数いて「FIRE卒業」という言葉も見かけますね。
ライフスタイルが変わることは悪いことではありません。
自分がどれだけ心地よいライフスタイルを築けるかというのは人生の楽しさみたいなものかもしれませんね。
私はセミリタイア、FIRE生活をしていてサラリーマン時代よりも充実していると感じます。今回は経験を踏まえてどうやったら充実してセミリタイア、FIRE生活を送れるのかを考えてみます。
セミリタイアは生き方のひとつでしかない
これは何回もブログに書いていますが「セミリタイアは生き方のひとつでしかない」という大前提があります。
だから合う人もいれば合わない人もいるわけで万人におすすめできる生き方ではないと考えています。
それでも「セミリタイア生活」を選びたいなら充実した人生を送れるように努力を続けていくことが求められます。
努力することはセミリタイア生活に限りませんがそれぞれの道で努力の仕方が変わるかもしれませんね。
充実したセミリタイア生活をするには時間の使い方を意識したい
セミリタイア生活の特徴は可処分時間がサラリーマン時代よりも大幅に増えることです。サラリーマン時代は拘束9時間、往復通勤時間2時間を考えると11時間を仕事に費やしていることになります。
ざっくりですが可処分時間が11時間増えることになります。アルバイトやパートをしても5~6時間は毎日可処分時間が増えることになるでしょう。
この増えた時間を有意義に使えないと充実したセミリタイア生活になることはないと考えています。
有意義な時間の使い方
そもそも「有意義な時間の使い方」とはなんでしょうか?
私は意識高い系のことをすることではなく自分にとって幸せであったり楽しいと感じたりすることに時間を使うことだと考えています。
例えば、
・妻との会話
・読書
・映画
・ドラマ
・音楽
・料理(自炊、外食)
・散歩
・体を動かすこと
こういったことに時間を割くことはとても有意義だと感じるんですよね。
これは私が有意義と感じるだけでそれぞれに違うでしょう。
セミリタイア生活では自分が何をしたいのかを明確にした方が良いでしょう。案外自分が何をしたいのかわかっていない人も多いと思います。
自問自答することで自分を知りセミリタイア生活を充実させていきたいですね。
セミリタイア生活のマイノリティ(少数派)は今後も変わらない
冒頭でセミリタイア生活は「生き方のひとつでしかない」と述べました。一時FIREブームがあり今後はこういった生き方をする人が増えていくという見解がありましたが私的にはそんなわけはないと考えています。
今が極極極少数なら極極少数になるぐらいではないでしょうか。
つまりセミリタイアという生き方を選ぶ人はほとんどいないと思うんですよね。
その理由は資金的なことが大きいですが人と違うことをする、しかも何年も継続していくということは考えている以上にハードルが高いからです。
人とのつながりは大切にしたい
サラリーマン時代と違い、セミリタイアすると接する人の数が圧倒的に少なくなります。別に気の合わない人と仲良くする必要はありませんが何かの縁でつながった人との関係は大切にした方がいいですね。
セミリタイアするとマイノリティーに属することになります。それゆえに価値観が合わない人が周りにたくさんいるように感じますが、価値観が合わないからといって交友関係を構築するのが難しいことではありません。
自分と違う価値観でも許容することで良い関係を築くことができるでしょう。
いやいや、そこまでして人と関係を持ちたくないと考える人もいるかもしれません。それも価値観のひとつですよね。
ただ私はいろんな人と関係を築きつながりがある方が幸せなセミリタイア生活を送ることができると考えています。
もっとも簡単なのはアルバイトをすることですね。他にはオフ会や自分が興味のあるコミュニティに属することでしょうか。
いずれにせよセミリタイアしたからといって自分が人間関係をせばめるようなことはしない方がいいでしょう。
まとめ:充実したセミリタイア生活を続ける方法
・時間を有意義に使う
・セミリタイア生活はマイノリティだと認識する
・人とのつながりは大切にする
セミリタイア生活のみならずどんな生活にも適した考え方があるはずです。一般的なものはネットや書籍に出ているかもしれませんが自分に合ったものは自分で作っていくしかありません。
自分の信念を大切にしつつ柔軟に対応していきたいものです。
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