2025年春ドラマも続々と始まっていますね。
「対岸の家事」の第一話で長野礼子(江口のりこ)が子育てと仕事の両立がうまくいかず悩む場面があり村上詩穂(多部未華子)にこの生活を選んだのは自分だけどその判断が間違っていたことを認めるのが怖いというくだりがありました。
投資をしていると「サンクコスト」という言葉にしばし出会います。
英語表記はsunk cost。既に投資した事業から撤退しても回収できないコストのことで、埋没費用ともいう。それまでに費やした労力やお金、時間などを惜しんで、それが今後の意思決定に影響を与えることを、サンクコスト効果と呼ぶ。
引用:https://www.nomura.co.jp/terms/japan/sa/A02367.html
今回のドラマの場面も同じことだと思いました。
たしかに自分の判断が間違っていた、それも年月が過ぎれば過ぎるほど認めたくないものです。これまで自分がやってきたことが全部間違っているんじゃなかと感じてしまいますからね。
しかしうまく行かないことをうまく行かないままずっとやっても良い結果にはなりません。時間が解決するようなことは別として「うまく行かないこと」を続ければどんどん悪い方向に進んでしまうことが多いでしょう。
もし違和感があったらなるべく早く対応することが吉ですね。
私はどうなのかなと考えてみたんですけどダメだと感じたらかなり早い段階であきらめることが多いです。もう50年も生きてきてますからこれは自分にはできない、合わないといったことが感覚でわかるようになってきています。
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