5年に一度行われる財政検証ですが今年2024年がその年にあたります。
前回はたしか2019年の11月頃に発表だった?気がするので今年は早いなと思いました。
参考資料:将来の公的年金の財政見通し(財政検証)
結論から言うと懸念事項は表面化されずに特に問題なく通過という感じです。
私が懸念していたのは以下の3点です。
年金納付期間の延長
現在は国民年金の納付期間は60歳までですが65歳まで延長の話が出ていましたが今回これはスルーされたようですね。
5年間の延長で約100万円の納付で年間約10万円年金が増えるという試算がありました。
私はありだと思ったけど変更するにはなかなか難しいんでしょうね。
私的には任意にしても良かったのではないかと感じました。
標準受給年齢の変更
現在は65歳からプラスマイナス0で年金を受給することができます。
繰り上げ受給の場合は月数ごとに0.4%年金額が減額され、繰り下げ受給の場合は月数ごとに年金額が0.7%増額されます。
参考資料:日本年金機構
標準受給が65歳からずれると資金計画を見直す必要が出てくるかもしれないので気になっていましたが変更はありませんでした。
資産算定による減額
一定の資産を保有している人に対しては年金額を調整するという懸念があったのですがまったく話題にあがらなかったようですね。
これはかなり難しいでしょうからたぶんないとは思っています。
次回の年財政検証は2029年
財政検証は5年ごとに行われるので次回は2029年になるわけですが私は58歳です。この検証を気にするのも次が最後になるのかなあと考えています。
そこで大きな変更がなければ資金計画的には問題ないと考えています。
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