資産形成期の終了と資産活用期への移行

2024年8月12日月曜日

資産運用

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最近SNS、特にXで資産運用の話題に違和感を感じることが多くなりました。それが何なのかここ半年ぐらい考えていたんですけどその理由はステージの違いから生じるものだとわかり納得しました。

SNSで資産運用の情報を発信しているのは99%資産形成期の方だと感じます。私は自分では資産形成期という資産を拡大する運用はすでに降りた状態ですのでここが話がかみ合わない理由だったと考えられます。

資産形成期が終わるともう資産を増やすという意識はほぼなくなり維持もしくはできるだけ減少をゆるやかにするということに意識が向きます。

求めるものが全然違っているわけですよね。

ちなみに資産によるステージの違いは価値観の違いにもなってきます。

・資産形成期

・資産維持期

・資産活用期

・資産終活期

資産形成期はとにかく資産を拡大する意識が強い

おそらく資産形成期のステージにある方はとにかく資産を増やしたい意欲が強いでしょう。私もそうでしたからよくわかります。

その方法はいろいろありますが投資をしている場合はどうやったら早く増やせるかを考えるでしょうね。

私はとにかく元本を大きくすることを意識していたので節約に励みました。

資産維持期はどうやったら減らない、ゆるやかな減少になるかを考える

資産形成期の終盤と被りますが自分の納得できる資産額に到達したら資産維持期に突入するといった感じになるでしょうか。

目標額なんてない資産は増やせるだけ増やしていきたいと考える人は資産維持期はないかもしれませんが年齢を重ねれば重ねるほどお金を増やすことのむなしさが膨らむかもしれませんね。

99歳10億円あってもお金の価値なんてほとんどないと思いますからね。

資産活用期には慣れが必要

この時期には資産は減少していく可能性が高くなります。もちろん運用利回りよりも少ないお金を使って生活していくならお金は増えていくことになりますがそれはそれで望んでやっているのなら構わないでしょう。

しかしお金を増やしてきた目的は自分のやりたいことを叶えるために使う、もしくは自分のやりたくないことを回避するために使うですから多少お金が減ってもいいじゃないですか。

お金に困るぐらい使うのは本末転倒ですがそうでないなら資産が減ることを気にする必要はないと考えています。そうは言っても慣れるまでには時間がかかると思います。

資産活用期には自分が納得できる充実した生活を送るために存分にお金をつかっていくべきですね。

資産終活期

この時期になるとお金の価値観はどんどん薄くなっていくでしょう。

そして資産をまとめて自分の死後に相続した人が困らないようにしておくべきですね。

私はまだこのステージには立ってはいませんが年金受給したあたりから考えてみます。

【終活】50代からはじめる資産整理

資産と人生のライフステージは密接に絡み合っている

人間には寿命がありますから自分がお金を使える時期は限定されます。

「時間は有限」という言葉があるけどこれをどの段階で意識できるかによって資産形成の取り組み方や生き方は変わってくると感じます。

バランスをとりながらどちらも自分にとって良いものにしていきたいですね。


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自己紹介

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2017年9月(45歳)セミリタイア、その後鳥取に移住してのんびり暮らしています。資産運用の公式(収入-支出)+(資産×運用利回り)を守りながらインデックス投資を継続中。お金のことやセミリタイアの日常、ダウンシフトした働き方などを発信します。

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