私は生活防衛資金として年間支出10年分を預貯金と個人向け国際変動10年で保有しています。これぐらいあれば株式相場が低迷したとしても乗り切れるだろうというのと年金受給まで現金相当のみでやりくりできるだろうという思惑があります。
資産拡大を目指すならリスク資産(株式など)が多ければ多いほどいいわけですがある程度の長期間を見越す必要があります。
経済的にリカバリーができない私は失敗は絶対にできないのでこういった保守的な運用をしているわけですね。
しかし生活防衛資金なんて必要ないという記事を見つけました。
「生活防衛資金なんて、必要ない」。私がそう覚悟を決めた、3つの理由を共有する
リンク先記事では生活防衛資金が必要ないとして次の3つを挙げています。
1 クレジット会社からお金を借りることができる。
2 十分な資産がある。
3 複数の収入減がある。
1については短期間であったとしても借金になりますから私は向いていないと感じます。
3は私も挑戦してきましたがやはり何か才能がないと難しいなと感じます。私は労働と株式投資に続く収入減を模索しましたがうまくは行かなかったですね。現在は株式投資のみとなっています。
2は私の株式投資もほとんどインデックスファンドですから納得感があります。たしかに確率的に言えばフルインベストメント(全力投資)の方が資産が拡大しますから結果的に安定するのかもしれません。
しかし振れ幅が大きくなりますから精神的にどうかなと感じることもあるんですよね。おそらく私が独身であったならフルインベストメントをしていると思います。
妻との生活がありますから多少非効率であったとしてもフルインベストメントはできないですね。資産規模が大きくなればありかもしれないけど新規資金が今後ないと考えると今から資産が加速して大きくなることはないと考えています。
ベストセラーとなった DIE WITH ZERO によると退職後に快適な生活を送るためには「年間支出額X 余命年数 X 0.7」の資産が必要とありました。これは運用資産ではなく資産総額でそこからどう配分するかは個人によって違います。
例えば年間支出が300万円、余命年数50年とすると「300万円×50年×0.7=1億500万円」となります。
日本の場合は年金がありますからもう少し少なくても良さそうですよね。
私のように収入が株式投資以外にないのであれば生活防衛資金は多めに持っておく方が良いと考えます。
最低5年分、できれば10年分はあった方がいいですね。
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