ちょっと面白いネット記事があったので取り上げてみたいと思います。
前編：30代「FIREしたい」エコノミストの大胆予測が話題！FIRE願望の単身世帯増加が人手不足を加速させる？
後編：東大卒30代エコノミスト「私もFIREしたい理由」…若者襲う徒労感、JTCで必死に働き結婚し家庭を持つのは無理ゲー
単身世帯が増加する、FIREを目指す人が増えるので人手不足が加速するということみたいです。単身だと夫婦子供ありよりも必要なお金は少なくなるのでフルタイムの仕事をしなくてもいいと考える傾向にあるようです。
以下引用はリンク記事より。
FIREするのにどれぐらいのお金が必要か？
生活水準によると思います。それほど贅沢するつもりがなければ、50歳時点で1億円あれば、現実味が出てくるのではないでしょうか。持ち家があって、将来ある程度の年金を受給できれば、という条件付きですが。
正直ほとんどの人は無理だと思います。持ち家ありの50歳で1億円ですよ。どれぐらいの人がここまで到達できるでしょうか。
だから人手不足が加速するなんてことはないと思いますね。
それよりもセミリタイア（資産収入+最低限の労働）が増えて隙間を埋める人が増えるのでどちらかというと人手不足は解消される傾向が強いと考えています。
ただ企業側も就業規則の改定を余儀なくされるでしょうから柔軟な対応が望まれますね。
FIREを目指すきっかけ
何のために生きているか分からないと感じたことが全てですかね。現在は転職して、ほぼフルリモートで勤務していますが、前職（日銀）では毎日出勤。朝早く起きて、働き詰め、帰宅する頃にはバタンキュー。土日も平日の疲れが残って寝て過ごすという生活が続いていました。
そういう仕事内容もあるのかもしれないけどとは思うけど、そこに楽しみや高揚感を見いだせなかったのかなあと感じました。どんな仕事でもつらいことはありますけど、それだけではないはずなんですよね。
遠ざかる普通の幸せ
私もアメリカの大学院で修士課程を修了したのである程度分かるのですが、「自分たちの世代は親世代より豊かな生活を送ることができる」と考えている若い人は少なくなってきていると思います。
本当にそうでしょうか？
私は昔に比べて確実に豊かな生活を送れていると感じます。子供の頃はエアコンも普及していなかったですし資産形成も断然今の方が環境が整っています。
世の中は確実に豊かになっていると思うんですよね。
FIRE願望者は増えるかもしれないが達成できるのはほぼいない
たしかに単身者が増えるとFIRE願望者は増えるかもしれませんが達成者はほとんど出ないと考えています。一般的には1億円どころか数千万円の資産を作ることさえ難しいのではないでしょうか。
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