DIE WITH MAX でもいいじゃない

2024年12月18日水曜日

日記

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書籍「DIE WITH ZERO」がベストセラーとなって以降、死ぬときにお金が0円になっているのが望ましいという考え方が流行りました。お金が余っているということは必要以上にお金をため過ぎた(=働き過ぎた)という理論です。

たしかにこれは一理ありますが寿命をいつ迎えるのかは誰にもわかりません。今後のインフレや運用利回りなど不確定要素が多いことを考えると死ぬときにお金が0円になっていたらいいなというふんわりした考えに帰結することになるでしょう。

DIE WITH ZEROを地で行くのは不可能ですから現実的にはある程度の余裕を持ってセミリタイアなりFIRE生活に移行することになるでしょう。

ここでの「余裕」とは資金面になりますがどれぐらいをみておけばいいでしょうか。

例えばDIE WITH ZEROを実現するのに5000万円必要だとします。

そうするとここにいくらかの余裕を持たせることが現実的ですよね。

先ほど言ったインフレや運用利回りが確定できないことを考えると10~30%ぐらいは余裕をみておきたいでしょうか。

それでも株価が-50%になることを考えたりするともっと余裕があった方いいと感じるでしょう。どこかで踏ん切りをつけないといつまでもセミリタイア・FIREへの一歩を踏み出せないことになります。

SNSでセミリタイア・FIREした人の意見として「もっと早くしておけば良かった」というのがあります。これはひとえに株価が好調であったからだと思います。

ここ10年ぐらいは絶好調ですからね。

そして今では資産が大きく膨らんでいるのでDIE WITH ZEROを目指すならもっとお金を使わなきゃと考えるのですがそれは勘違いですからね。

インフレや株価の下落などが今後も考えられますからよっぽど余裕がある資産規模でなければ途中で足元をすくわれるかもしれません。

だから無理にDIE WITH ZEROを目指さずに普段通りのお金の使い方をして結果的にDIE WITH MAXになってもいいじゃないぐらいの感じでいくのが良いと考えています。


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自己紹介

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2017年9月(45歳)セミリタイア、その後鳥取に移住してのんびり暮らしています。資産運用の公式(収入-支出)+(資産×運用利回り)を守りながらインデックス投資を継続中。お金のことやセミリタイアの日常、ダウンシフトした働き方などを発信します。

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