私がセミリタイアしたのは2017年9月ですがその後株式相場は上下に揺れながらも右肩上がりの成長をとげてきました。
毎月集計している資産評価額もヒストリカルハイ(過去最高)を何度も更新していましたが2025年に入ってからはまったく振るわず下落の一途となっています。現時点で年初来-1000万円となっています。
そしてトランプ関税ショックで今後に暗雲が立ち込めてきました。
出典:世界の株価(https://sekai-kabuka.com/)2025年4月5日
ご覧のように日米株ともに大きく下落となっています。この分だとおそらく月曜日も下げるでしょう。
株式相場は上下に揺れながらも右肩上がりの成長をしていくものだと考えているのである意味安く買えるチャンスでもあります。
サラリーマンのように定期的な収入があれば何も問題ありませんがセミリタイアをしていると満足なキャッシュフローがありません。だから手持ちの資金でやりくりしていかないと生活が破綻することになります。
セミリタイア後にこんな大きな相場変動はなく再度自分の状況を確認したいと思いました。これまで2018年のクリスマスショックや2020年のコロナショックがありましたがすぐに反転したのでほとんどダメージはありませんでした。
しかし今回は最長でトランプ大統領の任期期間である4年は株式相場の低迷があるのかもしれないと感じています。
経験的にこの株式相場の流れは「ゆるやかな下落」が続くパターンな気がします。
さて私はバケツ戦略を採用していますのでそれに沿って現状を確認していきますね。
バケツ戦略とは→【バケツ戦略】安心できる資産の取り崩し方
現在の各バケツの中身は次のようになっています。
短期バケツ:生活費2年分
中期バケツ:生活費5年分
長期バケツ:生活費32年分
合計39年分の生活費となっていますが長期バケツの中身は株式なのでここがどんどん棄損されていくかもしれません。
ただ長期バケツが半分になったとしても合計で23年分の生活費がありますから特に問題ないと考えています。またこれには年金は考慮していないので大きな支出がない限りは大丈夫ではなかとろうかと楽観しています。
資金面では特に不安は感じないのですが問題は精神面です。
冒頭でもふれたようにセミリタイア後に株式相場の長期下落をまったく経験していないので自分の気持ちの揺れをこれまではかれないできました。
トランプ関税ショックにより突然その時が訪れた感じです。
まさにセミリタイア後初の試練です。
ある意味これは待ちに待ったというべきものでこの試練を乗り越えることができれば自分の中でこれからもずっとセミリタイア生活を続けていけるという自信が芽生えると考えているので是が非でも乗り切りたいですね。
また資産額がヒストリカルハイになった頃にこの時期を振り返ってみたいと思います。
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