最近はわからないことがあるとGoogle検索よりもAI(artificial intelligence)を使うことが多くなっています。
・卵とキャベツを使ったレシピを10個教えて
・歌詞のワンフレーズを入力してこの曲名は何?
・株式指標を入力してのピックアップ
Google検索の場合は語句を入力してそこから自分でサイトを見つけていくという流れですがAIの場合はそこの手順をすっとばして一気に結果にたどり着くことができます。
数年前のAIはなんだかいまいちな答えが多かった気がするのですが最近のAIはかなり的確な答えを出してくれます。
そこでふと感じたのですがこれは「バカになるはじめの一歩」なのではないかと。
だってスマホに向かって疑問に感じたこと、知りたいことをしゃべれば何でも答えを出してくれるんですよね。その過程において「自分の思考」というものがまったく介在しないのです。
簡単に言うと何も考えなくても答えを知ることができるわけです。
最近の子供はスマホがあれば何でもわかるのに何で勉強するの?という疑問を抱くことが多いみたいです。
たしかにそうですよね。
答えがパッと見つかるツールがあるのに何でわざわざ暗記とか数式の解き方を学ばなければならないのか。
しかし私ももう古い人間なのでそれはちょっと違うんじゃないとも思うんですよ。
技術革新は目まぐるしいスピードで進み今後ももっと便利なツールが登場してくるのは容易に想像できます。
でもそういったツールを使うのは人間ですから的確な使い方ができないと宝の持ち腐れになるでしょう。
そうならない為にはいわゆる「質問力」が大切なのだと考えています。
的確な質問をしなければ機械は的確な答えを出してくれません。
人間にきくなら多少融通をきかせてちょっと広い範囲の答えを出してくれるかもしれませんが機械はそういったことは苦手です。
AIを使うことはとても良いことだと思いますが的確な質問ができるように思考は鍛えておいた方がいいと思うんですよね。
また機械は電池切れなどの不具合で使い物にならなくなる時がありますが自分の頭にある知識というのはいつまでも引き出すことができます。
だから自分の知識がある上で機械を使いこなすのが良いですね。
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