任天堂switch2は抽選で購入できるか決まるみたいですが転売ヤーが大量に抽選に参加して高値で売り抜けるという転売をしているのが話題になっています。
まず転売が何故なくならないのかと言えばやはり「利益が出る」からでしょう。
高値であっても売れるので転売ヤーはどんどん仕入れることになります。これがまったく売れないや利益が出ないとなれば転売する気にもならないんでしょうけどね。
世間にはもちろん転売を容認している人もいればそうでない人もいます。
転売を容認していない人の意見で多いのが「なんかムカつく」「本当に必要な人(ゲーム好きの大人や子供)に届かない」というのがありました。
「なんかムカつく」というのはなんとなくわかります。
「本当に必要な人(ゲーム好きの大人や子供)に届かない」もわかるにはわかりますがお金を出せば買えるわけですから、お金次第ともいえるわけです。
本来なら定価で買えるものをなんで高値で買わなくちゃいけないんだという意見はもっともですがそれが資本主義社会というものでしょう。
また「本当に必要な人(ゲーム好きの大人や子供)に届かない」の理屈なら「本当に食料が必要な人に届かない」というもおかしいことになりますが現実は届いていないですよね。
こういった感情面のことはその人の状況によりけりで大きく変わるかと思いますが理想通りにいかないのが現実というものではないでしょうか。
転売を容認している人の意見では「特にルールに違反しているわけではない(罰則があるわけではない)」が多かったというかほぼこれ一択でした。
ルールがある世界で生きている以上そのルール内で起こっているのなら仕方がないとも言えるでしょうね。
それでは「転売ができない、起こらない」ようにすることはできるのでしょうか?
もちろん、できると思いますが100%転売をできないようにするにはあまりにも効率が悪くなってしまい企業の利益は微々たるものになってしまい現実的ではありません。
そこで現実的な案を考えてみました。
任天堂switch2の値段を調べてみると日本語・国内専用版は49980円(税込)、多言語対応版は69980円となっていました。
ゲームをしなくなって20年ほど経つ私からすればすでに結構なお値段だなと感じました。
転売ヤーがどのぐらいの資金を持っていてどのぐらいの利益を目論んでいるのかわかりませんが元値が高ければ仕入れ額も跳ね上がるし、あまりに高いと売れないでしょうから利益も減ることになります。
そこで定価をあらかじめ高めに設定しておけばいいんじゃないでしょうかね。
現在の物価だと100000円程度にしておけばそれほど転売は起こらない気もします。
そして2年ごとに1万円ずつ値下げする(最終的には50000円が底値)としておけば買う人もいれば待つ人もいて供給不足というのも緩和されるのかもしれません。
いやそれなら安くなった時にまた転売が横行するのではないかという心配もありそうですがゲーム機の旬は結構短いと思うんですよね。3~5年ぐらいが限度でしょうか。
そうすると5年後は80000円になっているわけですがその時に転売して利益を出せるかどうかは微妙な気がしますね。
話は冒頭に戻りますが転売を容認していない人の意見はほぼ感情論なんですよね。容認している人は理論的というか資本主義をよく理解していると感じます。
転売が成立するのは買う人がいるからですが全員が合理的に判断して現在なら抽選で当たるのを待ち続ければ転売は成立しなくなります。
つまり「合理的に判断できない人がいる限り」転売はなくならないと思うんですよね。
「合理的に判断できない人」とはつまるところ「転売を容認しない感情論の人」ですからくしくも自らが転売を可能にしてしまっているのではないでしょうか?
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