老々介護の悲劇

2025年11月17日月曜日

日記

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「1人でやるしかないと思い詰めた」17日の判決を前に…老々介護の末に102歳の母親殺害した71歳の娘が法廷で語ったこと

これを読んだときにしょうがないよねと思ってしまった。

介護を経験していない人からみればなんてかわいそうなことをするんだと思いがちだが精神がすり減り体力も限界を迎えた状態ならもう正常な判断なんてできないだろう。

この事例だと認知症になった時点で無理矢理にでも施設に入れるべきだったでしょう。認知症の親をみることは自分もいずれ精神が破壊されることを意味すると思います。

あと気になったのは「母親は頑固な性格」という所です。これも相当やっかいで何を言っても聞かないからどうしようもできないんですよね。

自分で何もできないのに言うことはきかないは道理に合わないけど頑固な老人ほどやっかいな存在はないでしょう。

情で介護し続けてもいずれこの記事のように事件になるのが目に見えています。

「(介護を)自分一人でやるしかないと思い詰めて」とあるがもうこの精神状態になると末期症状なのでもっと早い段階で誰かに相談、協力を呼び掛けた方が良かったですよね。

老人一人を介護するのに最低二人は必要ですから両親ともに健在なら四人必要になります。

なおかつ仕事もできませんからお金もかかります。

親がお金持っていればいいけどそうでないと本当に地獄ですね。

「事件直後は犯行への後悔はなかった」

これも本心なんでしょう。きっとホッとしたんでしょうね。

リンク記事にはこれからの日本の姿があらわれているようで他人事ではないなと思いました。



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