私の資産運用の中心はインデックス投資(先進国株式)です。そのほとんどをたわらノーロード先進国株式で運用しています。つみたてNISAの初年度40万円分のみをeMAXIS Slim先進国株式インデックスファンドで運用しています。
これは当時たわらノーロード先進国株式よりもeMAXIS Slim先進国株式インデックスファンドの方が今ではあまりよく覚えていませんが低コストだったから選んだと思います。
しかしその後SBI証券の投信マイレージの付与率が改定され実質的にたわらノーロード先進国株式の方が低コストになりその後はずっと変わらずです。
2023年3月24日には信託報酬率の引き下げが発表されてたわらノーロード先進国株式の信託報酬は0.0899%(税込0.09889%)となりました。
低コストに拘るのはコストは確実にリターンを下げるからです。インデックス投資に限らずこれは投資全般に言えることですね。
インデックスファンドは日経平均株価やS&P500のような指数に連動するような商品ですがアクティブファンドにはそのような指標がなく利益を追求していく商品になります。
利益を追求していくと聞くととても良いように聞こえますが仮にそういうアクティブファンドがあったとしても事前に知ることは困難です。またインデックスファンドと比較するとコストが高くなっていることも投資を躊躇する一因になっています。
資産運用の中心はインデックス投資で変わることはありませんが低コストならば投資してみたいアクティブファンドはあるんですよね。
今回はそんなお話しです。
ちなみにTwitterでアンケートした結果はこちら。
もし低コストで投資できるならどのアクティブファンドを選びますか?
— クロスパール@セミリタイア6年生 (@crosspearl01) March 28, 2023
私はピクテ・グローバル・インカム株式ファンドです
コモンズ30ファンド(コモンズ・サーティー・ファンド)
日本株の厳選30銘柄に投資する商品になります。銘柄数を限りなく絞っていること、30年という長期目線、企業との対話でコミュニケーションを取るなど商品づくりに熱意を感じます。
出典:コモンズ投信株式会社
運用実績も悪いわけではありません。アクティブファンドの中ではかなり優秀な部類だと思います。
出典:コモンズ投信株式会社
購入時手数料はコモンズ投信の場合は無料、その他は販売会社が別途定める購入申込手数料とあります。販売会社における購入申込手数料率は3.3%(消費税込)が上限。信託報酬率は年0.98%(税込年1.078%)となっています。これはリターンから確実に1%マイナスになることを意味していますから大きいと感じますね。
農林中金<パートナーズ>おおぶねグローバル(長期厳選)
北米、欧州、日本の上場株式を主要投資対象とし20~30銘柄を厳選し長期投資する商品になります。
出典:農林中金バリューインベストメンツ株式会社
商品が販売されてから日が浅いですが成績は悪くありません。
出典:農林中金バリューインベストメンツ株式会社
購入時手数料は基準価額に1.65%(税抜1.5%)を上限として販売会社が定める率を乗じて得た額となっています。信託報酬率は税込年0.3300%となっていますがハイ・ウォーターマークという成功報酬という形を取っています。運用に自信があるからできることなんでしょうか。
出典:農林中金バリューインベストメンツ株式会社
購入時手数料と信託報酬率を考慮するとかなりリターンを上げない限り厳しいと感じてしまいますね。
ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(1年決算型)
特徴は世界の高配当利回りの公益株に投資することです。これはかなり魅力的だと思うんですよね。
出典:ピクテ・ジャパン株式会社
運用成績ですが下落率が低い特徴がみてとれます。
出典:ピクテ・ジャパン株式会社
購入時手数料は3.85%(税抜3.5%)の手数料率を上限として、販売会社が独自に定める率を購入価額に乗じて得た額となっています。信託報酬率は年1.21%(税抜1.1%)です。
低コストとはどのぐらいなのか?
上記の3商品は低コストになればぜひ投資したいと考えています。その低コストとはどれぐらいなのかというと売買手数料0円、信託報酬率税込0.15%以内が最低ラインですね。