世の中に変化が起こるとしてもそれは少しずつであり急激に変わったりすることはありません。今では当たり前になっているスマートフォンを例にしても一時に変わったのではなく徐々に変化をみせてきました。
AIやロボットの進化により働き方が大きく変わると言われていますがこちらも長い年月が必要でしょう。少なくとも私が生きているであろう50年ぐらいはたいした変化は見られないと考えています。
社会の変化が起こればそれに対応して生きて行かなければなりませんが今の所私は大きな変化は起きないというスタンスで人生設計を立てています。
社会の変化が起きにくいのは世間の常識や実験を握っている人たちの価値観によるところが大きいと考えているので今日はこの辺を書いてみたいと思います。
AIやロボットでの変化は二極化される
AIやロボットの進化で社会に全く変化がないかと言われればそうではなく二極化されると考えています。
一例ですがカスタマーセンターに連絡した時は機械応答がほとんどになっています。最終的に人間が対応することもありますが昔は人間がすべてやっていたことを考えるとかなり変化していると言えるでしょう。
受付業務もタブレット1台で済むかもしれませんね。
某チェーン店においては配膳ロボットも活躍していて人件費削減に貢献しているといいます。こういったAIやロボットの社会進出は少しはあるものの何でもかんでもこれに置き換わることはないでしょう。
置き換わる分野では一気に変化が進み、そうでない分野ではこれまで通りの現状が続くと考えています。
設備投資の問題
便利だなと感じてAIやロボットを導入したいと考えてもお金の問題もあるでしょう。どの企業においてもここは避けられない問題です。
この問題をクリアできるのは余裕がある企業に絞られてきますから社会全体で見ればほとんど変わっていないという認識が強くなるかもしれません。
価値観が追い付かない、価値観を変えられない人たち
少し前になりますが寿司なんて機械で握れるので人間は必要なくなるといった話がありました。たしかにそういったことも可能になるんでしょうけど、機会が握った寿司と人が握った寿司のどちらを食べたいかと聞かれると後者と答える人がまだまだ多いのではないでしょうか。
AIやロボットがきちんと作動するのかという不安の声もありますし、自分が適正に取り扱うことができないんじゃないかという不安もあるでしょう。
もっと便利になったり生活が良くなったりする可能性を見ることできても実際に実行するかは別問題なんですよね。
特にまだまだ実権を握っている年齢層では価値観が追い付かなかったり、変えられない人もたくさんいますから社会の変化に大きなインパクトは与えられないと感じます。
50年はたいした変化は起こらないでしょう
たしか2045年あたりから団塊世代の人口減少がはじまるみたいなのでこの世代がほぼいなくなるまではそうそう変わらないと思います。
私としては若者たちにもっと便利な社会を作ってもらいたいですが世間の常識は強固なのでこの壁を壊せるかどうかが最初のステップになりそうです。