働き方の主流はダウンシフト(減速生活)に移行するだろう

2023年5月23日火曜日

日記

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セミリタイアという生き方はダウンシフトと同義なのではないかと考えるようになっています。セミリタイアの定義については個々によってかなり曖昧です。ちなみにウィキペディアで「セミリタイア」と検索すると該当なしとなっていました。

大橋巨泉さんの項目にセミリタイアという言葉をみつけるのみです。

他方「ダウンシフト」についてはウィキペディアにも記載がありました。その解説を読んで私の求めているのはダウンシフトなのではないかと感じました。

生活様式に関する社会的な潮流・傾向の一つである。過度な出世競争や長時間労働、物質主義的、唯物的な生活環境を日常から排し、よりゆとりのあるストレスの少ない生活に切り替える生活態度の劇的な変化を指し、また、そうした生活態度は減速生活と言われる

ウィキペディア

若者の就職事情を鑑みると仕事そのものに充実を求めるよりもプライベートを優先している、希望していることが多いようです。

このような風潮から企業側も有給休暇の取りやすさをアピールしているとこともあるようです。そこをアピールしなければならないのは釈然としませんが今の日本の場合は仕方がないかもしれません。

人材を獲得するために時代によって求められることは変わってくるということなんでしょうね。私が就職した頃は給料が高い企業が選ばれる傾向にあったと感じますが実態は労働時間も長く体力的にも精神的にもキツイことが多かった気がします。

昔は入社しなければわからなかったようなことも今ではSNSなどですぐに可視化されてしまうのである程度事前情報がキャッチできるので給料が高いからといってすぐに飛びつくことがなくなったかもしれませんね。

セミリタイア後に働き出してつくづく感じるのは働けるだけ働いて死んでいくのが当たり前という観念が強固に人々に根付いているということです。だから自分がやりたいことや体を休めるためにとる休暇というのは正当な理由には該当しないと考えているんですよね。

ウィキペディアにあるように「よりゆとりのあるストレスの少ない生活に切り替える生活態度」という解説はセミリタイアに通じるものがあります。

この解説に資金的な部分はでてこないのですがストレスのない生活をするということにある程度の収入や資産が必要でしょう。

そう考えるとセミリタイアラーがダウンシフトに移行していくのは必然と言えます。お金がない生活はストレスが半端なくかかります。

そのお金の量については個々に違いがありますが生活することもままならない状態ではとてもストレスの少ない生活とは呼べないですよね。

お金の話は置いておいてダウンシフト=減速生活というのは今後の主流になる可能性は多分にあると考えています。このダウンシフトという思考があるのは主に20代ではないでしょうか。30代以上でもこのような思考に至っている人はいるにはいますが、まだまだ極少です。

従って今の20代が70歳になる50年後には社会は大きく変わっている可能性が高いと感じます。50年ごと言えば今の老害と呼ばれる年齢の人はほとんどいなくなっているでしょうね。一般的な観念が入れ替わるにはかなり時間がかかると思います。

また一気に社会変化が起こるわけではなく徐々に変化していくことは簡単に想像できるのでダウンシフトという生き方をする人も少しずつ増加してくるものと考えています。

ダウンシフトに移行するには誰かがその仕事をしなければいけませんがそれこそテクノロジーの出番だと考えています。

私はすでにアラフィフなので新しい考え方や生き方にちょっとはふれることができるのかなと想像すると楽しみでもあります。

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2017年9月(45歳)セミリタイア、その後鳥取に移住してのんびり暮らしています。資産運用の公式(収入-支出)+(資産×運用利回り)を守りながらインデックス投資を継続中。お金のことやセミリタイアの日常、ダウンシフトした働き方などを発信します。

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