昔からある話題なのですが「お金がすべてではない」という主張がありますよね。私も言葉通りにとれば賛成なんですけどこう主張している人ほどお金がない人達が多い印象があるんですよね。
でも実際にはお金がすべてではないですがお金があった方がいい場面の方が圧倒的に多い気がします。いや気がしますというか絶対そうだろうと思うのです。
お金がないというのがどれぐらいの量を指すのかという問題はありますが生活はできるけど自分のやりたいことはすぐには出来ないってぐらいを指しているのかなと考えています。
例えば趣味のカメラを買いたいけどお金がないから本当に欲しいものは断念して安いものを買ったりする、旅行に行きたいけどお金がないから行けない、子供が習いごとをしたいや希望の大学に進学したいけどお金がないからできないなどいろいろとありますよね。
これは一場面ですがお金があれば解決できる問題なのかなと感じます。
語弊を恐れずに言えば資本主義社会においてはお金がある方が幸福度は増すと考えています。ただこれもあればあるだけ良いという訳ではなくその人にとって適量というのはあると思います。
私がお金があって良かったと感じた時はセミリタイアした時と入院した時です。
まずセミリタイアできたのはある程度お金があって先の生活の不安感がやわらいだことが大きいのは間違いありません。サラリーマン生活は比較的楽しいことが多かったですがそれでも会社に頼って生きていかなければならないというのは窮屈に感じていました。
鬼滅の刃風に言うなら生殺与奪の権利を会社に握られているのと同じですからね。
サラリーマンが楽しいと言ってもそれはその枠内で従順にしている場合のみ与えられる権利です。生きて行くのに大切なお金をコントロールされているのに人生をまっとうする為のお金は保障してくれないんですよね。
入院した時というか自分が何かしらの状態で稼ぐことができなくなったときはお金があって良かったなと感じました。もちろんお金があるから病気が治るとかそういうことじゃないんだけどお金のことを心配せずに治療に専念できるというのは良い影響しかないと考えています。
そもそもお金がすべてではないと言ってる人たちはお金があるという状態を経験したことがあるんだろうかという疑問があります。
自分が経験していないことを憶測で言っても信憑性は薄いなと思うんですよね。そういった人たちも本当はお金が欲しいと思っているというのが真実ではないでしょうか。
私は今どう感じているかと言うとやっぱり「お金がすべてではない」と思います。お金に困らなくなった今は「健康」こそがすべてだと断言できます。