はじめに結論を書いておくと年齢に関わらず以下でFI(Financial Independence:経済的自立)できます。
預貯金:年間支出5年分
運用資産:年間支出25年分
巷では資産がいくらあればセミリタイア・FIREできるというのをよく見かけますが資産がいくらあったとしても支出がわからなければ計算することはできません。
年間支出を計算することの難しさ
家計簿を付けているなら概ねどれぐらいの支出をしているか把握できていると思いますが将来的な支出を予測するのはかなり困難です。
特にライフイベントが多く残っているであろう若い世代だとさらに難しくなります。他方ほとんどライフイベントが終わった世代だと比較的簡単に年間支出を割り出すことができると感じます。
セミリタイアにおけるバッファ(時間・資源的なゆとり、余裕)の取り方
サラリーマンを辞められないのはお金の安心感を失うから
毎月貰えるお金を捨ててしまうのはもったいないと考えるサラリーマンは少なくありません。資産がある程度あっても毎月貰えるお金の安心感は強いものです。
しかしサラリーマンとして働いている時間は自分の自由時間ではありませんから時間を犠牲にしているとも言えます。
お金の安心感と自由時間はトレードオフの関係になりますね。
お金を増やせば安心して自由時間を得られるのか
「お金がもっとあれば」と思ったことがある人がほとんどでしょう。
それはどれぐらいのお金があったらいいのでしょうか?
ここで支出を把握する必要が出てきます。どれぐらい使いたいのか、どのぐらい余裕をみて安心感を得たいのかということですね。
それがわかった時にはじめてお金の不安なく自由時間を得ることができると考えています。
問題なのはお金がいくらあっても安心感を得ることはできないこと。
そうか「支出」さえわかれば安心できるお金の量が把握できるんだ、確かにその通りだと考えていますが支出を把握するのはとても困難だということがわかっています。
つまりどこかで自分でラインを決めないとお金がいくらあっても安心感を得ることはできないと思うんですよね。
私が考えるセミリタイア・FIREする為の資産の内訳
預貯金・個人向け国債変動10年に年間支出5年分
インデックス投資(全世界株・先進国株・S&P500等)に年間支出25年分
これで年齢に関わらずセミリタイア・FIREできると考えています。
【最後の逃げ切り戦略】セミリタイアの資産運用シミュレーション
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