JB pressの記事で次のようなものがありました。
若者でFIRE願望が広がる不都合な真実、NISA・女性活躍・働き方…3つの改革がもたらす深刻な副作用
詳細は記事に譲りますが要点は以下。
・20代30代男性のリタイア希望者が増加
・資産運用の推奨
・世帯年収の増加(パワーカップル)
・仕事よりもプライベート優先
記事のタイトルに「不都合な真実」とあるのだが何が不都合なのかまったくわからなかった。
20代30代男性のリタイア希望者が増加
これは未婚率が密接に関係しているのではないだろうか。
今の若者にとって結婚は負担でしかないと感じることも多いでしょう。可処分所得が増えないことを考えるとそれも仕方がないかもしれません。
もう一つは娯楽が充実していて時間を自分だけのために使いたいというのもあるかもしれません。
資産運用の推奨
NISAをはじめとする「貯蓄から投資へ」が進んでいます。
資産運用することでお金が増えていくことを考えるとFIREに向けて加速していけますね。
これはFIREのみならず年金のみで生活できないことを想定すると誰しもが取り組んだ方がいいですね。
世帯年収の増加(パワーカップル)
パワーカップルだとFIREに一気に近づくことができます。
生活に困らない資産ができると仕事を続けるか続けないかは気持ち次第と言えるでしょう。
仕事よりもプライベート優先
ここ10年ぐらいでしょうか、こういった意見をよく聞くようになりました。
ただ資産を増やすといった点では多少マイナスかもしれませんね。
しかし実家住みならまったく問題なく資産運用もできるでしょうから環境次第でしょうか。
私的にはプライベートの充実は仕事に良い影響を与えるので好循環になる気がします。
若者でFIRE願望が広がる不都合な真実とはなんでしょうか?
パッと思いつくのは労働力の不足ですがFIREしたからと言って社会に貢献していないとは限りません。FIREしたからこそ隙間労働を埋めることができることもあります。
雇用労働に関して言えばかなり柔軟になってきていますがまだまだ企業優先の雇用契約が目立ちます。社会的にこの辺を改善していけばwin-winの関係になるのではと感じます。
FIRE願望はあれど実際にFIREする人はたいして増えない気もするんですよね。
ひとつは経済的なことがあります。それなりの資産を必要としますから多くの人にとってはかなり厳しいでしょう。
また世間体を気にする人もいるでしょう。特に働き盛りの男性が昼間からうろうろしていたら何かを言われるかもしれません。
私としてはFIREできるならした方がいいと考えていますが自分に合うかどうかはやってみないとわからないですからよくよく考えてもらいたいですね。
コメント欄は原則廃止しました。X(旧Twitter)をフォローして頂ければ幸いです。