よくある感違いで作業ができるので仕事もできるという感覚の人がいますが私は全然意味合いが違うと考えています。
大枠として作業は仕事の中の分担されたことをすることで仕事は協力し合い目的に向かって進めることだと思います。
似たようなことですが仕事の中に作業があるという認識なんですよね。
私は飲食業経験が長いので料理を提供するまでの流れを例えとして使っていきます。
1 食材を発注
2 食材を調理
3 お客様に提供
4 後片付け
詳細を語ればもっと細分化されますがここではおおまかな流れをあげるとこんな感じになります。私の中ではこのどれもは「作業」に分類しています。
漏れなく食材を発注、美味しい料理を作る、気持ちのいい接客、衛生的な片付けとこれらは一連の流れにありますがそれぞれ分担されている作業です。
このどれかにもしくはどれもに秀でた能力があったとしても「仕事ができる」とは言わないと考えています。
それでは「仕事」とはどういうものなのでしょうか。
私は1～4のそれぞれの間に入る円滑材のような作業こそ仕事だと考えています。冒頭にも書いたように仕事とは「協力し合い目的に向かって進める」ことです。その為にはそれぞれの作業をつなげる作業が必要になります。
1～4が円滑につながることにより、より良い職場になっていきます。
仕事ができる人とは言わば指揮者に似ているのかもしれません。リーダーと呼ばれるような人もそうですよね。
このポジションは個々の能力を引き出し協調性を保ちながら進めていかなければなりませんから難しいものになります。
また作業の内容をまったく知らないようでは話にならないでしょう。
仕事を覚え始めてある程度慣れてくると俺は仕事ができると感じることもあるかもしれませんがそのほとんどは作業ができるに他なりません。
そこからもう一歩踏み込んで仕事ができる状態になるにはそれなりの経験が必要になると考えています。
現職場もそうなんですがこういった勘違いしてる人が上司になったりすると大変なんですよね。勘違いしてる人は勘違いしてることに気付かないという悪循環もあります。
勘違いしてる状態が長く続くとどこかで弊害が出てきますから、もしあなたの職場でこういった人がいれば早めに是正することをおすすめします。
【この記事を書いた人：クロスパール】
1971年生まれ、2017年9月にセミリタイア達成。資産運用の中心はインデックス投資で趣味として日本個別株を保有。日本株は配当・優待を長期に享受するスタイルです。
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まあな、計画、折衝、確認など面倒なこともすべて含めて仕事だからな。おれは仕事はできるが人間関係はダメだというのは成り立たないわけだよな。
返信削除rekuterさん
削除そうですね、コミュケーションが著しく欠如している人は共同でする仕事は向かないと思います。