【地方移住】鳥取移住のメリット・デメリット

2023年5月17日水曜日

日記

t f B! P L

鳥取に移住してきて約6年になろうとしています。鳥取に限らず移住を考えている人もいると思いますので個人的な感想になりますが私が鳥取に移住してきてのメリット・デメリットを一度整理しておきたいと思います。

鳥取移住のメリット

自然(山・川・海・池・湖等)が近い

私が感じる一番のメリットは自然が近いということです。県によっては海がない所もありますし場所によっては山が遠い、海が遠いということもあるでしょう。

私の自宅から自転車で15~20分ぐらいの距離に山も海もあるんですよね。関西にいたときは海には気軽に行ける距離でしたが山へはなかなか行けませんでした。

移住してきてから山登りに行ったり山の景色の移り変わりを見たりすることが増えたのですが何とも心地いい気持ちになります。(歳を取ったせいかもしれません)

そして観光名所としても有名な鳥取砂丘があることも気に入っています。子供の頃に一度来ただけですが移住後は数回足を運んでいますが素晴らしいの一言です。

こういった自然にすぐにふれあえる所はアラフィフのおっさんにはとても良い影響を与えてくれていると感じます。

豊富な温泉施設

私は大の温泉好きなので温泉施設が豊富なことも気に入っています。特に健康ランドのようなものでなく大衆浴場といった地元の人が利用する温泉が多いのでお値段もリーズナブルな所が多いです。

温泉は泉質も気になる所ですが私がよく行く吉岡温泉一乃湯は弱アルカリ性の単純温泉です。体質にもあっていてとても気に入っています。

海の幸がすこぶる美味い

私の大好物として刺身があります。海鮮は鮮度が命ですが漁港が近いこともありとても鮮度の良い魚がスーパーに並びます。信じられないぐらいおいしい刺身を激安で食べることができます。

漁港の近くには「かろいち」という市場があり新鮮な魚介がリーズナブルな値段で売られています。カニの時期はすごい賑わいですね。かろいちの近くに私がよく行く浜下商店という店があるのですがここの北前船定食はとてもおいしいです。

人口が少ない

これは一般的に言えばデメリットの方が多いかもしれませんが私にとってはメリットとなっています。私の地元は兵庫県の瀬戸内海側で人口も多い場所だったんですよね。

そうすると必然的にどこに行ってもある程度の人の数があります。ショッピングモールは当然としてちょっとした自然にふれあうにも人だかりができることがありました。

しかし鳥取に来てからはほぼそういうことはありません。もちろんショッピングモールに行くとそれなりに人はいるんですがやはり都会ほど人の数は多くないんですよね。

また人口が少ないということは自然を保護するのに効果的だと感じます。特に感じるのが川の水が透き通って綺麗ことです。

鳥取県の人口は約54万人(2023年4月時点)で鳥取市は約18万人、倉吉市は約4万人、米子市は約14万人です。人口が少ないことによりどこに行っても閉塞感を感じることはほとんどありません。

鳥取市移住のデメリット

給与水準が低い

都会と鳥取の同じような求人の情報を見ても給与水準が低いのは一目瞭然でわかります。もし移住を考えるなら仕事で生活をまかなえる収入を得ることが出来るのかを考えておいた方がいいですね。

もしくはある程度の資産があり雇用労働からの収入に依存しないことが求められると思います。

思考に柔軟性がない

デメリットはこれだけですね。とにかく頭の固い人が多いように感じます。特に男性は定年まで正社員として働くべきという考えはまだ根強くあります。

国の遺族年金にしても男性の場合は55歳未満では支給されないことになっていますから昔の名残りなんでしょうね。

仕事の方法にしても誰が見ても今よりももっと良い方法があるのに、今までこうしてきたからという理由だけで検討もしないこともよくあります。

新しいものに対して検討してダメだったらやめればいいんですが、何もしないのに最初から着手しないのはちょっと違うんじゃないかと感じます。

また検討した風もよく見られます。新しいことに挑戦したいからどんどんアイデア出してくれといって出したら検討したけどちょっといまいちだから元のままにしますねっていうやつです。

とにかく旧来型の価値観や世間体が強く残っているということです。

鳥取移住を成功させるポイント

鳥取に限らずだとは思いますが移住するということはそれなりに調べているはずですからメリット・デメリットもある程度把握できていると思います。

仮に移住を決めた場合は自分にとってデメリットよりもメリットが上回ったという判断に至ったということも言えますよね。

私が移住して感じるのはこういった判断で決めると失敗しやすいんじゃないかなあということです。

一見デメリットよりもメリットの方多いと良いように感じますが、こと移住や生活となると絶対に許せないデメリットが一つでもあるとうまくいかないと考えています。

移住してこなければわからないことはありますが、まずは事前段階で調べたデメリットを自分が許容・対応できるかが移住成功の最初のポイントになると考えられます。

関連記事:【地方創生】鳥取は過去の繁栄を取り戻すことができるか



【この記事を書いた人:クロスパール】

1971年生まれ、2017年9月にセミリタイア達成。資産運用の中心はインデックス投資で趣味として日本個別株を保有。日本株は配当・優待を長期に享受するスタイルです。

セミリタイアするまでの軌跡はこちらをご覧ください。

金融資産3000万円までの道1~新社会人~


【セミリタイア】

セミリタイアするのにどのぐらいのお金が必要なのか?その具体的な必要資金を詳細解説。

【決定版】45歳でセミリタイアするなら必要資金は年間支出の20倍


セミリタイアすると多くの場合は国民健康保険に加入することになりますが国民健康保険料で適用される控除についてまとめています。

【国民健康保険料】住民税非課税世帯でも7割軽減されないことがある


セミリタイアの最大の懸念事項はインフレです。インフレ対策の王道は株式投資ですがその他の方法も紹介しています。

【インフレ対策】株式投資以外にもインフレ対策できる4選


【インデックス投資の出口の疑問を解決】

SRR(Sequence of Return Risk)シークエンス・オブ・リターン・リスクを知っていますか? インデックス投資の取り崩し時期にプラスのリターンが先に来るのかマイナスのリターンが先に来るのかでその後の結果が大きく変わるというものです。

【インデックス投資の出口戦略】4%ルール取り崩しはSRRに注意


4%ルールを盤石のものとする為に現金クッションと利回りシールドの概念は知っておいても損はないでしょう。こういった考えをもとに自分なりにアレンジしていくことが破綻を回避する近道だと思います。

【インデックス投資の出口戦略】4%ルール破綻を回避する現金クッションと利回りシールド


インデックス投資の出口はどうすればええんや?と思っている方におすすめの記事です。

【決定版】インデックス投資の出口攻略法


【日本個別株投資をするなら知っておきたい】

安心して継続保有できる日本株はどうやって探したらいい? そんな時はスクリーニングして自分好みの銘柄を選び出しましょう。

【最新版】罠銘柄を避ける!安心して長期保有できる日本高配当株の見つけ方


スクリーニングだけでは見つけられないお宝銘柄を発掘する方法。

【日本株】自信を持って保有できる銘柄を購入する為のステップを全公開


業種(セクター)を分散した方がいいって言ってもどの業種をどのぐらい保有すればいいんだろうか? そんな疑問にお答えする記事です。

【重要】日本株セクター分散投資のポートフォリオ


【地方移住・創生】

地方移住するときに気を付けておきたいことをまとめています。

【地方移住】鳥取移住のメリット・デメリット


地方創生が順調に進まない最大の懸念事項。

【地方創生】鳥取は過去の繁栄を取り戻すことができるか


【運気上昇】

運気を意図的に上昇させる方法があったら知りたくないですか?

【幸運を呼び込む】誰でもすぐに始めることができる運気を飛躍的に上げる方法13選


応援クリックをして頂けると更新する励みになります。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

【Kindle Unlimited 読み放題】初回30日間無料体験


ブログ記事 キーワード検索

自己紹介

自分の写真
2017年9月(45歳)セミリタイア、その後鳥取に移住してのんびり暮らしています。資産運用の公式(収入-支出)+(資産×運用利回り)を守りながらインデックス投資を継続中。お金のことやセミリタイアの日常、ダウンシフトした働き方などを発信します。

ご意見ご感想 お待ちしています

名前

メール *

メッセージ *

QooQ