少し先の家計簿を考えてみた

2023年10月21日土曜日

資産運用

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物やサービスの値段が上がっていますが家計の予算はある程度多く見積もっているため全体的には予算を超えたことは一度もありません。(車、家電等購入した年は除く)

来年もおそらく今年と同じ予算で乗り切れると考えています。(国民年金、国民健康保険は夫婦二人分)


ライフプランのシミュレーションをするときにもこの予算を基準としています。車、家電等購入や長期旅行の費用は別途準備しています。

関連記事:セミリタイアにおけるバッファ(時間・資源的なゆとり、余裕)の取り方

上記項目の中で住居費(修繕積立)、その他、小遣いの部分は予備費的な扱いになっています。毎月3.5万円はほぼ使わないお金を計上していることになります。

項目ごとに見ても大幅に超えるものはなく10年ぐらいはほぼ変わっていません。変わったといえばセミリタイア以降の国民年金と国民健康保険のところですね。サラリーマンの時は給与天引きだったのでここの数字は家計簿上はゼロにしていました。

タイトルの「少し先の家計簿」ですがこれはそれぞれの親が他界して相続が発生したときのことを考えています。どちらの親も借金はないのでそれほど心配はしていませんが問題は土地・家屋、簡単に言うと家をどうするかですね。

私の父はすでに他界しているので母が私名義の家に住んでいます。こちらは相続ではないけど母が他界したあとは売却予定です。2023年で築47年なので売れるかどうかはわからないですけどね。

妻の方は両親とも健在ですから相続ということになります。妻と少し話したのですがこちらは売却せずにおいておきたいというので保有することになりそうです。

維持費としては固定資産税(年10万円)、光熱費(年12万円)、修繕積立(年30万円)の合計年52万円を考えています。

先ほどの我が家の生活費240万円に52万円をプラスして292万円になりますね。

しかし相続というのは親が他界してからになりますからいつになるのかはわかりません。ただ年間最大支出は292万円になるのでざっくり300万円で考えておけば資金的には問題なさそうだなと思いました。

現状国民年金の納付は60歳までなのでそれ以降は約50万円が浮くことになるので最終的には年240万円を考えておけばいいですかね。

国民年金納付延長の話があったりするので65歳まで納付があると仮定すると今から15年間は年間支出300万円(最大値)、その後は240万円としてシミュレーションしてみました。(上記リンク記事のバッファ資金含む)

資産寿命の結果は次のようになりました。

資産全体の年利回り2.0%(税引前) 私の年齢70歳

資産全体の年利回り3.0%(税引前) 私の年齢86歳

資産全体の年利回り4.0%(税引前) 私の年齢92歳

ちょっと心もとないですかね。

予算を多めに取っていること、バッファ資金はすべて使うわけではないことを考慮するとまあまあ行けそうな気がしないでもありません。

とはいえなるべく盤石の態勢を整えておきたいので出来る限り長く働いておきたいと思います。


【この記事を書いた人:クロスパール】

1971年生まれ、2017年9月にセミリタイア達成。資産運用の中心はインデックス投資で趣味として日本個別株を保有。日本株は配当・優待を長期に享受するスタイルです。

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