最近はFIRE関連の話題もあまり目にしなくなってきましたね。すでにブームは過ぎ去ってしまった感があります。
当時はそれはFIREじゃないよねという意見もいろいろと挙がっていました。FI(Financial Independence:経済的自立)・RE(Retire Early:早期リタイア)をどのように定義するからによって見方は変わってきますね。
今回は私的にそれはFIREじゃないでしょと感じることを書いてみます。
金融資産が年間支出の25倍未満
インデックス投資の出口戦略のひとつに4%ルールがありますが年間支出の25倍以上の金融資産があることがFI(Financial Independence:経済的自立)の最低条件だと考えています。
年間配当金額が年間支出を上回っているという状態でも良いでしょう。ただこちらの条件を満たす方が難しいと思いますね。
こどおじ、こどおば、配偶者(主に女性)は経済的自立していないのでFIではないという見方もありますがいろんな家族形態がありますから個人でFIしていなくても世帯でFIしているなら問題ないと考えています。
個人でFIしているのか、世帯でFIしているのかこの辺も見方によって違う見解になりやすいところですよね。
年齢が50歳以下かつ働く時間が週20時間以下
RE(Retire Early:早期リタイア)の早期の部分ですが年齢的に50歳以下が該当するでしょうか。人生100年時代と言えど健康寿命を考慮すると50歳を超えると早期とは言いづらいと考えています。
雇用労働や自分が頭や体を使って収入を生み出すことに週20時間以上使っているとリタイアとは言えないですかね。サラリーマンの労働時間を1日8時間×5日とすると40時間になりますから少なくとも半分以下としておきたいです。
【この記事を書いた人:クロスパール】
1971年生まれ、2017年9月にセミリタイア達成。資産運用の中心はインデックス投資で趣味として日本個別株を保有。日本株は配当・優待を長期に享受するスタイルです。
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