今では資産運用なんてことをしている私ですがお金が欲しい、お金をもっと増やしたいと思ったきっかけは何だったのかふと振り返ってみました。
私の父は公務員で私が小学校4年生ぐらいまでは結構裕福な暮らしてしていたと感じます。習字教室、お絵かき教室、卓球、体操、サッカーなどの習いごとをさせてもらっていました。
しかし小学校5年生ぐらいから急に生活が厳しくなった気がします。専業主婦だった母が自営業でお好み焼き屋やうどん屋を始めたのもその頃でした。
父の死後わかったことですが連帯保証人になりその借金の肩代わりをしていたということです。悠々自適の生活から一転何をするにもお金を気にする生活に変わった気がします。
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子供ながらに何をするにしてもお金のことを気にしなければならないのはかなりストレスだったと思うんですよね。今までいとも簡単にしてきたことに制限がかかるわけですからしょうがないです。
一度上がった生活レベルを下げるのは難しいと言われていますが私の両親も多分に漏れず節約をすることや贅沢をやめるのは無理だったみたいです。
多少使うお金が減ったとしても元来浪費家の両親が徹底的な節約など出来るはずもありません。結局はサラ金からお金を借りて別のサラ金からお金を借りるという自転車操業になっていました。
これを知ったのは私が30歳ぐらいの頃だった気がします。もうその時にはどうしようもなかったですね。
お金があれば何でも出来るわけではないということはよく言われていて私もそう考えていますがお金があれば解決出来ることも多いわけです。
はっきり言って世の中の99％はお金が関与しているんじゃないでしょうか。
今でははっきり言い切れますが「お金はないよりもあった方がいいです」
おそらくこの考えは私が死ぬまで変わらないでしょう。
お金があれば父の連帯保証人の借金も何ら問題なかったはずです。
一般的には欲しいものがある、やりたいことがあるからお金が欲しいという発想になるかもしれませんが私は上記のような経緯から何かを得るというよりも何でもない平穏な生活を送るためにお金が欲しいと思いました。
おそらく今の生活をしているとお金は余ることになりますがそれでもいいんです。お金があることで精神的に安定していることが私にとっては何よりも大切です。
自分の為にたくさんのお金を使うことはもうないだろうなと思います。
【この記事を書いた人：クロスパール】
1971年生まれ、2017年9月にセミリタイア達成。資産運用の中心はインデックス投資で趣味として日本個別株を保有。日本株は配当・優待を長期に享受するスタイルです。
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