サラリーマンの収入のみに依存しているいわゆる1本足打法では経済的に良好な状況を得づらいでしょう。資本主義という社会はそういう構造になっているから仕方がありません。
資本主義のゲームがはじまるのは一般的には新社会人として働きはじめた時です。最初は何も持っていないのでＥ（従業員）として力を貯めていくしかありません。
資本主義の力の一つはお金ですよね。
お金を貯めて出来る限り早く1本足打法をやめることでより経済的に有利な状況を獲得することが出来ます。サラリーマンの資本は自分の体と能力ですが酷使していると限界がやってきます。
1本足打法では立っていられなくなりますね。そこで他の収入源に意識を向けることが出来るかどうかが大きな分かれ目になります。
人生100年時代になり生きる時間が長くなればそれだけ必要なお金も増えます。果たしてサラリーマン1本足打法で乗り切れるでしょうか？
この図を見た事がある人もいるでしょうか。金持ち父さん貧乏父さんの著者ロバート キヨサキのキャッシュフロー・クワドラントに出てくるものです。働く人たちを4分割したものですね。
金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント : 経済的自由があなたのものになる
資本主義のゲームを有利にするツールの一つがお金になります。たくさんのお金を得る為にはE（従業員）だけにとどまらずにB（ビジネスオーナー）、S（自営業者）、I（投資家）に進出していかなければなりません。
一般的に手を出しやすいのはやはりI（投資家）ですよね。私もE（従業員）とI（投資家）のいわゆる兼業投資家としてお金を増やしてきました。
E（従業員）以外はいずれも単独で資本主義のゲームを攻略するポテンシャルを秘めていますがE（従業員）のみではゲーム攻略不可能です。
いや不可能ではないのかもしれませんがずっと不利な戦いをしていかなけばなりません。そしてその戦いは長きにわたって行われることになります。
バブル崩壊までの1990年以前なら高度経済成長期の恩恵を受けてE（従業員）のみでも問題なかったのかもしれません。しかし2023年現在ではそうもいっていられない状況でしょう。
お金があると有利なゲームの中ではお金を増やす努力をしていかないと自分や家族を守ることさえ危うくなります。
E（従業員）を主軸としてB（ビジネスオーナー）、S（自営業者）、I（投資家）に進出していかない人は将来大きな不安を抱えることになるのではないでしょうか。
B（ビジネスオーナー）、S（自営業者）はハードルが高いですから少しでもI（投資家）になる人が増えればいいなと思います。
【この記事を書いた人：クロスパール】
1971年生まれ、2017年9月にセミリタイア達成。資産運用の中心はインデックス投資で趣味として日本個別株を保有。日本株は配当・優待を長期に享受するスタイルです。
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Iなんか増えたらそれこそ社会崩壊だよ。誰も生産しなくなったらえらいことだよ。
返信削除rekuterさん
削除その通りですね。
ただ社会崩壊するほど増えないと思っています。
今でも人手不足でえらいことなってるのに？これ以上働き手なくなると崩壊するんじゃないだろうか？
削除rekuterさん
削除う～ん、崩壊というところまでは行かない気もしますね。
やっぱり働かないとお金を得られないですから。
崩壊するところは、すでに崩壊しています。その波が広がるでしょうね。
返信削除匿名さん
削除どの辺まで広がるかによって影響の大小が決まりそうですね。
あんまり変わる気はしていないけど。