PRESIDENT Onlineで年金を70歳まで繰り下げられる"つなぎ"があれば最強…プロが考える｢結局老後いくら必要なのか｣の最終結論という記事がありました。
結論は公的年金月21万円3000円と医療費+介護費で900万円（１人当たり）です。
生活費や医療費、介護費などはそれぞれに違いますから一応の目安ということになるでしょうか。
老後の夫婦二人の月平均支出は26万8508円で内訳は次のようになっていました。
出典：PRESIDENT Online
食料28.6％（月7.7万円・1日2480円）は外食や惣菜なども含めると妥当な金額でしょうか。うちはたぶん月5万円もかからないと予想していますが見積もりに余裕があるのはいいことですね。
住居6.6％（月1.8万円）は修繕積立金のようなものと推測されます。賃貸だとこの金額にはならないでしょうからね。月1.8万円は少なく見積もり過ぎな気がします。私は月2.5万円で計上しています。
光熱・水道9.6％（月2.6万円）は妥当な数字ですね。ただここは将来的にはもう少し上がる可能性を考慮しておいた方がいいですね。
これとまったく同じ世帯なんてないはずですから自分の状況に応じて考えておくべきだと思います。ちなみに我が家は月25万円を想定していますが実質は月20万円で事足りるのではないかと考えています。
医療費は65歳から100歳までの35年間分で300万円（１人当たり）、介護費は500万円（１人当たり）と試算されていました。今後の負担増も考慮して900万円（１人当たり）が妥当ということみたいです。
医療費はそんなもんかなあと思うけど介護費はかなり差が出るでしょうね。自宅介護なのか施設に入るのかでまったく違います。上記の参考値は施設想定です。施設もピンキリなので一応の目安ということになりますね。
公的年金月20万円（世帯）はそんなに難しくはないのではないでしょうか。我が家も年金定期便を見る限り私（年120万円）、妻（年100万円）で近しい数字になっています。
記事では70歳までの繰り下げで公的年金月20万円を確保するような形になっています。ただこの場合は70歳までの生活費もろもろのお金が必要になりますね。
働ければいいけどかなり難しいような気がします。
ざっとまとめると次のようになるでしょうか。
・年間支出を賄える公的年金額になるまで繰り下げる
・医療費+介護費として１人当たり900万円
・持ち家（借金完済済み）
一般的には結構厳しいですかね。
これを見るとやっぱり現役時代にがんがん稼いで老後はゆったりという従来のライフプランがいいなと感じます。
【この記事を書いた人：クロスパール】
1971年生まれ、2017年9月にセミリタイア達成。資産運用の中心はインデックス投資で趣味として日本個別株を保有。日本株は配当・優待を長期に享受するスタイルです。
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