2024年から新NISAがはじまります。私名義の口座では資金的に足りるのですが妻名義の口座ではまったく足りません。おそらくこういう状況の家庭が多いのではないかと思います。
そこでぱっと思いつくのが贈与です。1月1日~12月31日の間に110万円以内の贈与であれば贈与税がかからないと聞いたことがある人も多いでしょう。
なお贈与と言っても「暦年贈与」「定期贈与」「相続時精算課税制度」があります。この中で一般的な贈与と認識されているのが暦年贈与です。
しかしネットでは暦年贈与の仕方によっては定期贈与とみなされてしまうというものが多く散見されます。ここは私も気になっていたので税務署に確認してみました。
なお贈与の仕方によって税金が違ってくるのでそれぞれ自分にあったものを選択すればいいと思います。
暦年贈与は毎年同じ日付・同じ金額でも問題なし
ネットで一番多い指摘が毎年同じ日付・同じ金額で贈与を行うと定期贈与とみなされてしまうので注意しましょうということです。
暦年贈与は毎年よく考えた上で贈与金額を決めて実際に贈与するかどうかを決めるというものです。他方定期贈与とは10年間毎年110万円を贈与するとあらかじめ決めておくというものですね。
決定的な違いはその都度決めるのか、あらかじめ決まっているのかということです。
こういったことからネットでは毎年同じ日付・同じ金額では定期贈与とみなされてしまうという意見が多いですね。
これをそのまま税務署で確認してきました。
答えは「毎年同じ日付・同じ金額」でも暦年贈与として問題ないということでした。
双方同意のもとに贈与契約書を作成しておくのがいいという答えも頂きました。
暦年贈与のことがはっきりわかったので税務署に確認して良かったです。
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【この記事を書いた人:クロスパール】
1971年生まれ、2017年9月にセミリタイア達成。資産運用の中心はインデックス投資で趣味として日本個別株を保有。日本株は配当・優待を長期に享受するスタイルです。
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