セミリタイアすると資産減少が怖いのでお金を思い切って使えないという説はネット上でよく見ることがあります。
これはそうかもしれないけど、そんなに気にすることもないという感じでしょうか。
セミリタイアというのはFI(Financial Independence:経済的自立)状態とは違いあらかじめ何らかの収入ありきでの生き方になります。多くの人にとってはそれが雇用労働になるでしょう。簡単かつ確実に収入を得ることができるからですね。
その収入が見込みよりも大幅に少なく場合は資産減少が怖いと感じるかもしれません。しかしセミリタイアをする人の多くは資産がある程度あり資産運用していることが多いですよね。
こちらかの運用益もありますから全体的にプラスなら問題ありません。資産運用はみずものですから不安定な部分があります。この部分をどれぐらいみておくかで不安の度合いは変わってくるでしょう。
つまりセミリタイアする前に資産減少が怖くなるのかそうでないかはある程度はわかるということです。
不安を感じない為にも資産運用のリターンは低く見積もっておくべきです。一般的には株式投資をしている人が多数でしょうからそのリターンは最高でも年4%、できれば年3%以下で見積もっておくことで安心感はアップするはずです。
リターンを低く見積もるということはそれだけ資産を多く準備しなければならず必然的に資産規模が大きくなり安心感が増すということになります。
経験的には株式投資のリターン年3%で年間支出の50%をまかなえるならセミリタイア生活へ移行する第一歩となると考えています。
残りの50%は雇用労働など収入を得ることになりますから、その見込みがないなら資産収入の比率を上げていくしかないですね。
セミリタイア生活で資産減少が怖いと感じるのは準備不足だと思います。(←それ私やがな(笑))
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クロスパール(https://twitter.com/crosspearl01)
【この記事を書いた人:クロスパール】
1971年生まれ、2017年9月にセミリタイア達成。資産運用の中心はインデックス投資で趣味として日本個別株を保有。日本株は配当・優待を長期に享受するスタイルです。
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