【資産寿命の延ばし方】セミリタイアした私の資産を取り崩す方法

2023年9月30日土曜日

資産運用

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セミリタイアして7年目に突入していますが昨年あたりから生活費を補填する為に資産の取り崩しをしています。2024年からはじまるNISAを踏まえてアセットアロケーションを整えようと考えています。

関連記事:2024年からはじまる新NISAを踏まえての資産運用方針

現在も資産を取り崩していますが自分なりのアセットアロケーションが完成したあと、おそらく死ぬまでの取り崩し方を考えてみました。アセット(資産)、アロケーション(配分)という意味なので資産配分ということになります。

たぶんそんなに変わることはないでしょうけど現時点での見解です。

アセットアロケーションの完成形

・現金1000~1500万円

・日本個別株(最小優待株)

・投資信託(先進国株式インデックス・全世界株式インデックス)

アセットの所感

現金1000~1500万円

現金、無リスク資産を比率で管理するのが一般的なのかもしれませんが私は額で管理することにしています。自分がしっくりくるので良いかなと感じていますが率で管理したい場合はそれでも問題ないと考えています。

この金額にしているのはだいたいのことには対応できるだろうと思うのとこれ以外はリスク資産(株式)にしておいた方が資産寿命が延びると考えているからです。

日本個別株(最小優待株)

現在は多くの個別株を保有していますが2024年からはじまるNISAの資金捻出の為に徐々に売却予定です。

2023年末の日本株保有状況はこちらをご覧ください。

【買いに買いまくった1年でした】日本個別株(116銘柄)

個別株はおもしろさや資産が一気に増える(一気に減ることもある)こともありますがその変動をとるよりも老後に向けてできるだけシンプルな資産配分にしたいと考えているので最小優待株で構成していこうと思います。

投資信託(先進国株式インデックス・全世界株式インデックス)

新NISAを機に全世界株式インデックスにも投資していきます。新興国株にそれほどの期待はしていませんが長期的にどの国が発展してもリバランスしてくれる全世界株式インデックスが老後に向けて適当だと感じました。

資産の取り崩し方

収入としては労働、年金、資産の取り崩しを考えています。

日本個別株は優待がなくなったり保有する理由(自分が想定しているストーリー)がなくならない限り売却することは考えていません。

また多少の配当金がありますが微々たるものなのでここでは除外します。

年金受給前の取り崩し方

1 労働収入(いつまで働くかわかりませんが収入がある限り最優先)

2 特定口座の投資信託

3 NISA口座の投資信託

年金受給後の取り崩し方

1 労働収入(いつまで働くかわかりませんが収入がある限り最優先)

2 年金

3 特定口座の投資信託

4 NISA口座の投資信託

基本的にはこの順序で取り崩す予定です。ここに現金は入っていませんがもともと自分が安心できる最低限の金額しか保有していないので突発的な対応の為に生活費として使う予定はありません。

関連記事:セミリタイア夫婦二人の年金戦略

必要な時に必要な分だけ取り崩します

投資信託を定額、定率、定口で毎月一定に取り崩す方法もありますが私は必要な時に必要な分だけ取り崩す方針です。

これは必要以上に現金を増やすよりも株式に投資しておく方が資産寿命が延びると考えているからです。

しかし老後の能力の低下を考えるとお金の大部分は流動性の高いところに置いておきたいですね。

関連記事:【終活】老後にはほとんどの資産を普通貯金にしておくべし

DIE WITH ZEROは目指さずに資産は余らせる予定


DIE WITH ZEROとは死ぬ時に資産はゼロが望ましいという解釈のもとにした人生計画です。少し前にベストセラーとなりました。

詳細は割愛しますが資産が多く残るということはその分経験できなかったことがありもったいない人生になってしまうという内容でした。

DIE WITH ZEROの主旨もわからなくはないですが「お金がある=心の平穏」とも考えられるので私は資産は余らせた方がいいかなと考えています。

とはいえ、極端な節約などはせずに自分なりに満足のいく生活をしていきたいですね。


【この記事を書いた人:クロスパール】

1971年生まれ、2017年9月にセミリタイア達成。資産運用の中心はインデックス投資で趣味として日本個別株を保有。日本株は配当・優待を長期に享受するスタイルです。

セミリタイアするまでの軌跡はこちらをご覧ください。

金融資産3000万円までの道1~新社会人~


【セミリタイア】

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【国民健康保険料】住民税非課税世帯でも7割軽減されないことがある

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【減速生活】ダウンシフトの手引き


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4%ルールを盤石のものとする為に現金クッションと利回りシールドの概念は知っておいても損はないでしょう。こういった考えをもとに自分なりにアレンジしていくことが破綻を回避する近道だと思います。

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2017年9月(45歳)セミリタイア、その後鳥取に移住してのんびり暮らしています。資産運用の公式(収入-支出)+(資産×運用利回り)を守りながらインデックス投資を継続中。お金のことやセミリタイアの日常、ダウンシフトした働き方などを発信します。

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