資産形成の終わりっていつなんですかね？
お金はあればあるほど助かるけどあっても使い切れないなら意味がないと感じます。子供や誰かに残したいから増やせるだけ増やしたいという意見もあるだろうけど自分の人生を謳歌しないですることではないでしょう。
「資産形成の終わり」の定義も難しいですが私はもう経済的には困らないであろうと感じた時が終わりなのかなと考えています。
一般的に言えばインデックス投資の出口戦略である4％ルールはかなり参考になる数値ではないでしょうか。つまり運用資産が年間支出の25倍になったら資産形成期は終わりと判断して問題ないと感じます。
株式投資をしていると株価は変動するので資産額もいつも同じではありませんが私は資産形成は終わったかなと考えています。
当たり前ですが年間支出が低いほど達成しやすいですよね。我が家の年間支出はおそらく一般的に見てかなり低いと思われます。
もしFIREやセミリタイアを目指している人がいれば年間支出を低く抑えることを検討してみてもいいかもしれません。ただし自分のやりたいことや満足度を下げるようなことがないようにしましょう。
さて資産形成は終了したのですが資産運用はずっと続きます。株式投資の比率は下げるにしてもおそらく寿命が尽きるまで続けていくことでしょう。
資産運用は終わりがない旅に似ています。一人の人間の寿命が尽きたとしても引き継ぐ人がいればそのまま続けていく可能性もあります。
資産形成期は資産を増やすことが目的ですから自分に合ったもっとも資産が増える方法を選べばいいですがその後の資産活用期にはできる限りシンプルにした方がいいでしょう。
これは自分にとっても残された家族にとってもベストな選択になるはずです。
特に金融知識の乏しい家族に向けて資産を残すならなおさら重要なことですね。
私はこれまでいろんな投資をしてきましたが徐々にシンプルな資産運用にまとめつつあります。その構成は次のようなものです。
銀行預金
個人向け利付国債（変動10年）
投資信託
日本個別株（最小優待株）
シンプルにしておくことで自分自身の判断が鈍ったときにでも機械的に判断すれば問題ない状態を作っておくことができます。
家族がある人は資産形成期の終わりが見えたら資産運用を見返してみるのもいいですね。
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クロスパール（https://twitter.com/crosspearl01）
【この記事を書いた人：クロスパール】
1971年生まれ、2017年9月にセミリタイア達成。資産運用の中心はインデックス投資で趣味として日本個別株を保有。日本株は配当・優待を長期に享受するスタイルです。
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