私の現在の資産運用の中心はインデックス投資です。
インデックス投資のキモはリスク資産と無リスク資産の配分にあると考えていますが投資をしているとどうしても割安な対象に目が向いてお金を突っ込みたくなるんですよね。
直近ではJ-REITが挙げられますが結局は投資することはありませんでした。なぜ投資しなかったのかと言うとふと我に返った時にインデックス投資を中心にしたのは投資に時間をかけたくなかったからだと思いだしたからです。
おそらく今後何十年の間に割安な投資対象というのはいくつも出てくることでしょう。その度に時間を割いていては本末転倒だと感じたんですよね。
もう一つの理由としてさらに資産を増やす必要があるのかということも自問しました。答えは否でありこれ以上の資産増加を積極的に狙っていかなくてもいいと考えました。
私は全世界株式と先進国株式に投資していますが年４％のリターンを想定しています。もちろん毎年この数字を期待しているわけではなく30年の平均リターンとしてイメージしています。
そうすると現在の資産は高い確率で増えていくことになります。こう考えたときに攻めに転じるよりも守りを固めた方がいいかなと思いました。
守りを固めるとは無リスク資産を増やすということですが個人向け利付国債変動10年と預貯金をゆるやかに増やしている現状です。
サラリーマンの場合は給料から生活費を引いた余剰資金がありますが私の場合はそうでないので資金捻出の為に株を売却する必要があります。そうすると必然的にリスク資産の割合は減少傾向になりますね。
アセットアロケーション（資産配分）は比率管理することが一般的ですが私は無リスク資産は金額管理する方がいいと考えています。資産が大きくなるにつれ無リスク資産の絶対額も大きくなりますから機会損失が増えると思うんですよね。
無リスク資産がどれぐらい必要なのかはそれぞれですが私は年間支出の10年分あれば十分ではないかと考えています。
また株主優待目的でいくつかの日本株を保有していますがこちらは簿外管理しても資産運用には問題ない規模なのであえて資産運用に入れなくてもいいかなと考えています。
これからはアセットアロケーション（資産配分）のみに気を配り投資に割いていた時間を他のことに使っていきたいですね。
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クロスパール（https://twitter.com/crosspearl01）
【この記事を書いた人：クロスパール】
1971年生まれ、2017年9月にセミリタイア達成。資産運用の中心はインデックス投資で趣味として日本個別株を保有。日本株は配当・優待を長期に享受するスタイルです。
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