セミリタイアの性質上何らかの収入を得なければ経済的にピンチに陥ると考えて約7年間働いて収入を得てきましたがこれからは基本的には無職となり資産収入のみで生活していくことにしました。
自分にとっては未知なる領域へ足を踏み入れることになります。セミリタイアしてからは年間約60万円の収入がありたくさんではないですがやはり安定した収入は精神衛生上とても良いものだったと感じます。
今後はそれがなくなりますが自分の中ではFI(Financial Independence:経済的自立)状態になったと感じたのでセミリタイアからリタイア生活に移行することにしました。
リタイア生活で気を付けないといけないのは健康、経済面、精神面の3つです。
健康こそすべての源であり人生でもっとも重要
リタイアしたから健康が大事というわけではなく誰の人生でも最も重要なことでしょう。健康を損ねるのはストレスと肥満からくることが多いようです。
ストレスはほぼなくなりますから肥満にならないように注意したいですね。これは妻から仕事を辞めるなら「デブにならないこと」とくぎを刺されているので絶対に守りたいです。
あとは適度な運動と規則正しい生活を送ることでしょうか。このあたりは習慣になっているので特に意識しなくてもできるとは思うのですがなにぶん初めての生活スタイルになるので気を付けておこうと思います。
経済面での不安はないが月1回の資産集計で確認は怠らない
詳細は「【最後の逃げ切り戦略】セミリタイアの資産運用シミュレーション」の記事にゆずりますが悲観シナリオの年3%(税引前)をベースとして考えておけば問題ないでしょう。
また資産収入として投資信託の取り崩しを考えていますがその方法においても自分の中では確立されているので準備万端です。
経済的なこととして妻への資産の引き継ぎも公正証書遺言以外はほぼ終了しています。
こんな感じで経済的な不安はほぼ払しょくされています。
残る不安としては株式相場の低迷と制度変更があります。
前者については年金受給以降はそれほど心配していません。だから15年ぐらいずっと株式相場が低迷すればかなりピンチになりますがこれまでの歴史を考えるとそこまで悲観的なことは起こらないと考えています。
問題は後者の方なんですけどこちらもこれまでの歴史を考えるとあめとむちを使ってくるでしょうからなるべくあめをしゃぶることができるようにその時々で選択していきたいですね。
精神面での不安はSNSでカバー
精神的に不安定になる要素としてコミュニティーに属していない、やることがないというのがあるようです。
やることがないというのは私はあり得ませんから「コミュニティーに属していない」の対処を考えてないといけません。
これは主に他人と接する機会が激減するので会話が減ることで不安定になる、承認欲求を得にくくなるといったことがあります。
会話が減るについてはSNSで誰かとしゃべる機会を増やしてもいいかなと考えています。幸いにして今の時代はそういったツールがたくさんありますからね。
誰かとしゃべるということをすれば必然的に承認欲求も満たされるでしょうから一石二鳥です。
仕事の職場というコミュニティーに属さないと自分で探していかない限りリアルでのつながりを作るのは難しいです。
こちらは気が向いたらどこかへアプローチしようかなと考えています。
NEXT STAGE セミリタイアからリタイア生活へ
約7年間セミリタイア生活をしてきましたがこれはこれで良かったと感じます。リタイア生活への準備期間として満足する時間を過ごすことができました。
ここからは新たなステージへ移行しますがこれまでと変わらず、自分の満足いく人生を歩んでいくつもりです。
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
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クロスパール(https://twitter.com/crosspearl01)
【この記事を書いた人:クロスパール】
1971年生まれ、2017年9月にセミリタイア達成。資産運用の中心はインデックス投資で趣味として日本個別株を保有。日本株は配当・優待を長期に享受するスタイルです。
セミリタイアするまでの軌跡はこちらをご覧ください。
【セミリタイア】
セミリタイアするのにどのぐらいのお金が必要なのか?その具体的な必要資金を詳細解説。
【決定版】45歳でセミリタイアするなら必要資金は年間支出の20倍
セミリタイアすると多くの場合は国民健康保険に加入することになりますが国民健康保険料で適用される控除についてまとめています。
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セミリタイアとは少し違いますが人生後半戦に差し掛かる頃にはダウンシフトを意識した方が楽しい時間を増やせる気がします。
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【最後の逃げ切り戦略】セミリタイアの資産運用シミュレーション
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