ここ数か月の間に仕事についていくつか記事を書きました。その中で年内には何らかの答えを出すということを書いたのですが早々に退職してしまいました。
関連記事はこちらです。
仕事を辞めた最大の理由は自分の働く方針と会社の方針があまりにも食い違い過ぎたのと諸事情が重なったからです。最後の話し合いをした時も「何とか運営できているので問題ない」「他にはもっとひどい職場もある」ということを言っていました。
たしかにその通りなんですけどそれは一人の負荷が大きくなって実現できていること、他と比較するのは意味がないと思うんですよね。
私が辞めたとしても代わりの人はいくらでもいるわけですからこれまでと同様に変わらない方針でいくのでしょう。
もちろん引き留めもされましたがお断りしました。
引き留めされる度に毎回思うんですけど、残留して欲しいならそれ相応の条件を提示してもらわないと話にならない気がします。
現条件では辞める選択をしているのに何もプラス条件がないのであればその答えは変わらないのではないでしょうか。
引き留める側は「お願い」で納得してもらえると考えているのかな?(社員も雇用労働者なのでどうにかできることなんてほとんどないですよね。でもどうにかして残って欲しいという案というか気持ちは伝えた方がいいと思います。)
この辺は本当に毎回謎ですね。
しかし待遇や同僚には本当に恵まれました。
いつでも休暇を取ることができたし、約2ヶ月の長期休暇が年2回もある仕事はそうそうないでしょう。同僚にも本当によくしてもらい退職する時には私には身に余る餞別も頂くことができました。
いろいろある職場でしたが振り返ってみると自分にとっては良い居所だったんだなあと感じます。
諸事情が落ち着けばまた戻ってきてくださいとも言われたので一応考慮したおくことにします。こんな風に言われるのも本当にありがたいことですよね。
一方、経済的に余裕があるのなら精神的なダメージを食らう前に離脱することは正しい選択なのかなと感じます。今回辞めることができたのもセミリタイアという生き方を選択して継続できているからだと思います。
私の中でのセミリタイアの定義は「最小限度の労働で時間を有効活用して豊かな生活」をするということです。
だから2017年9月にセミリタイアしてからは途切れた時もありますが概ね雇用労働をして収入がありました。
セミリタイアはFI(Financial Independence:経済的自立)状態とは違い何らかの収入ありきでの生き方ですから当初の予定通りでした。
しかしここ数年の株価好調から資産規模は大きくなり自分の中では経済的な不安はほぼなくなりました。こういったことも仕事を辞めるという判断をした一因になったと感じます。
今後は通期(年を通して)の仕事をする予定はなく気が向いたら単発で働くかもしれませんが基本的には無職でいこうと考えています。
とはいえ、また気が変わるかもしれませんけどね。
いよいよセミリタイアを終了してリタイア生活に入ります。
これからも存分に人生を楽しんでいきます。
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クロスパール(https://twitter.com/crosspearl01)
【この記事を書いた人:クロスパール】
1971年生まれ、2017年9月にセミリタイア達成。資産運用の中心はインデックス投資で趣味として日本個別株を保有。日本株は配当・優待を長期に享受するスタイルです。
セミリタイアするまでの軌跡はこちらをご覧ください。
【セミリタイア】
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